【ぼけの基本】パナソニックG7 4Kフォトマニュアル

【ぼけの基本】パナソニックG7 4Kフォトマニュアル

【ぼけの基本】パナソニックG7 4Kフォトマニュアル

ルミックスG7はマイクロフォーサーズのイメージセンサーを搭載した一眼カメラだ。

 

一般的にイメージセンサーが大きいほど、ピントが合っていない部分のボケ描写が強く現れると言われている。

 

このエントリーではLUMIX G7でぼけの表現をコントロールして思い通りの4Kフォトが撮れるようボケのキホンを解説しよう。

 

Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G7 レンズキット

この動画ではプロの写真のような背景ボケのある撮り方について解説されている。
動画1分ぐらいの積み木を使った撮影テストは分かりやすいだろう。ピンホール効果についても解説があるのでじっくり見てみよう。

ボケの具合を決める4つの要素

過去のエントリーLUMIX G7マニュアルモードの撮影テクニックではプログラムオートを卒業して絞り優先で撮影することがカメラ上達の近道であることを解説した。

 

実は絞りをコントロールすることと、ボケのコントロールは深く関係している。
ボケの強弱の調整は以下の4つの方法で可能だ。

F値が小さいほどボケる

F値が小さいほど明るいレンズだ。
たとえばルミックスのレンズLUMIX G 25mm/F1.7 ASPHはF値を最大1.7まで小さくできる。

 

そのためで撮影するとボケがとても強く描写できる。

 

ちなみに最大F値が小さいレンズはレンズの直径が大きくなるため、一般的に値段が高くなるのだが、LUMIX G 25mm/F1.7 ASPHは値段が抑えられていて、実はコストパフォーマンスの高いレンズと言えるのだ。

パナソニック 単焦点レンズ LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH

 

LUMIXの単焦点レンズ

F1.7で開放すればボケる

低価格なことも魅力の一つ

望遠レンズで遠くを撮るほどボケる

被写体の位置がカメラから遠く離れていた場合、ズームを使って撮影する。
その場合、ズームの距離が長い(焦点距離が長い)ほどボケが強くなる。

 

撮影距離が近いほどボケる

カメラと被写体の距離が近いほど、ボケは強くなる。
例えばルミックスの標準ズームレンズ LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. はズームもそれほどできず、F値も小さく出来ない。

 

このようなレンズでボケ表現を強く出そうと考えるなら被写体にぐっと近づくことでボケが出るのだ。

 

パナソニック標準ズームレンズ LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.

 

Gレンズ標準ズーム

撮影次第でボケ味は出る

高解像度!

背景は被写体から遠いほどボケる

背景をぼかして撮影すると、ピントの合っている被写体の輪郭が強調されて印象深い写真になる。

 

背景をぼかすときは被写体の背景に奥行きがあればボケは強く描写される。

 

立ち位置や撮影環境を考えて撮影すると良いボケが出る写真が撮れるだろう。

 

【ぼけの基本】パナソニックG7 4Kフォトマニュアル まとめ

ルミックスG7はマイクロフォーサーズのため、フルサイズセンサーやAPS-Cセンサーのカメラに比べるとボケ表現ができないのかと言うと全くそんなことはない。

 

ボケ表現はズームや被写体との距離のとり方、F値の小さいレンズを用意するなどで簡単に表現できる。

 

ぜひボケ表現をコントロールしてルミックスG7の4Kフォトで素敵な作品を作ってほしい。

 

 
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