LUMIX G8とマクロレンズM.ZUIKOの相性はどう?
LUMIX G8はマイクロフォーサーズ規格のためPanasonicレンズとオリンパスレンズの両方が使える。
そのため交換レンズを選ぶときに純正だけでなくM.zuikoのレンズもチェックするべきだろう。
マクロレンズを選ぶとき、パナソニックにはG MACRO 30mm/ F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S. があるが、オリンパスのマクロレンズはどうなのだろうか?
このエントリーではLUMIX G8にパナソニック製とオリンパス製どちらのマクロレンズを選ぶべきか検証してみよう。
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス G8 レンズキット
Panasonic純正のマクロレンズ G MACRO 30mm/ F2.8はどう?
G8でマクロレンズを選ぶときに真っ先に候補に挙がるのがG MACRO 30mm/ F2.8だ。
このレンズも低価格ながら性能は良い。
最大撮影倍率は1.0倍となり35mm判換算で2.0倍となる。
絞り解放値はF2.8と比較的明るいレンズであるのが特長だ。
最短撮影距離は0.105mまで寄れる。
描写もシャープで、ボケ感も美しい。標準的なマクロレンズとして十分使えるだろう。
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写真は flickr のG MACRO 30mm/ F2.8 の作品を引用しています。
ルミックス G MACRO 30mm/ F2.8
最大撮影倍率2.0倍(35mm判換算)の高倍率マクロレンズ
最短撮影距離は0.105m
F2.8でマクロレンズの中では明るい
マクロ機能はオリンパスが上?M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの性能
LUMIX DMC-G8は、マイクロフォーサーズマウントを採用しているので、オリンパスのM.ZUIKOレンズが使える。
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroも例外ではなく、標準系マクロが欲しいならこのレンズも検討したい。
このマクロレンズは、35mmカメラに換算すると60mmと標準レンズと同じ写りが期待できる。
最短撮影距離は0.095m、そして最大倍率は1.25倍だが、これは35mmカメラに換算すると2.5倍に当たる。
マクロ性能だけで判断するとオリンパスレンズのほうがパナソニックのマクロレンズの性能を上回る。
フィルターサイズは46mm、重さが128g、最大径は57mm長さが60mmとコンパクトだし、AFも高速だからシャッターチャンスを逃すことも少ないだろう。
なお、防塵防滴で作りも頑丈だ。
OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
マクロレンズというと近接撮影専門と思いがちだが、普通の写真を撮っても問題ない。
30mmのレンズは標準的な画角なので自然な画像がえられるし、望遠系とは異なり近づいて撮ることになるので写真に迫力が出る。
スナップ写真でも良し、テーブル写真も得意だろう。
また、近くの被写体や夜景などを撮る時に気になる前後のボケだが、自然にボケてくれるので目標の被写体が引き立つ。
写真は オリンパス公式HPのM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro のサンプルを引用しています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは、マクロレンズと名前が付いているが、単焦点標準レンズだと思って使っても何の問題もない。
どちらのレンズもLUMIX DMC-G8との相性も良いので、特に静物を撮るのが好きな人にはおすすめだ。
OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
最大撮影倍率2.5倍(35mm判換算)の高倍率マクロレンズ
最短撮影距離は0.095mm
F3.5でマクロレンズでは標準的な明るさ