Panasonicのミラーレス一眼カメラ最上位機種として発売したルミックスGH5はマイクロフォーサーズマウントを搭載している。
そのためパナソニックのレンズ「Gシリーズ」と同じくマイクロフォーサーズ規格のオリンパスレンズが装着できる。
そこでGH5に合う人気が高いレンズは一体どれか?気になるだろう。
実はGH5の発売日近くにリリースされ、入手困難になるほど人気が高いレンズがある。
そのレンズはライカレンズDG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0だ。
このエントリーではGH5とパナソニックライカレンズ DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0の相性や実際の性能を検証してみよう。
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5 レンズキット
この動画ではユーチューバー瀬戸弘司さんがライカレンズLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.がどのようなレンズか分かりやすく解説してくれている。 GH5に合わせてどのレンズを購入するか迷っている方はぜひこの動画を視聴してみよう。
LEICAと言えばカメラブランドとしては超一流で、カメラ本体及びレンズの価格も日本製に比べるとかなり高価だ。
そのため以前から日本のメーカーはLEICAのブランド名を自社製品につけたり、LEICA用のレンズを用意したりする例があった。
GH5のメーカーであるパナソニックも同じような戦略で、GH5用にLEICAの冠のついたレンズをいくつも用意している。
LEICAの名称で発売されているパナソニック製レンズはライカの厳しい製品基準を通過した高性能なレンズである。
まだ数少ないライカレンズの1つにLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.がある。
Panasonic 標準ズームレンズ ライカ DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.
このレンズはGH5のマイクロフォーサーズマウントで、35mmカメラ換算で言えば焦点距離が24mmから120mmのズームレンズだ。
なお、画角は広角側で84度、望遠側で20度となる。
レンズ自体は、流石にLEICAだけあって精密加工されたレンズを組み合わせて作られている。
それでズーム領域のどこをとっても申し分のない描写性能を発揮する。
また、開放絞りがF2.8からと、この手のズームレンズとしては明るい方である。
一般的な写真では絞りはF8からF16あたりがよく使われるので、不満のない開放絞りだろう。
写真は ePHOTOzine のLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. Sample Photosを引用しています。
また、このレンズには光学式手ブレ補正機能がある。
GH5は本体に手ブレ補正が組み込まれており、モード切替でレンズとカメラ本体の手ブレ補正を連携させることができる。これがDual.I.S.2だ。
これまでのパナソニックGレンズはDual.I.S.2に対応していない。
今後発売されるレンズはすべてDual.I.S.2対応になるようだ。
画像はパナソニック公式HP:Dual I.S.2 技術解説から引用しています。
ちなみにLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.はDual.I.S.2対応のレンズとなっている。
ボディ側の5軸補正とレンズ側の2軸補正をリアルタイムで連携させるもので、どんな撮影環境でも手ブレの補正を可能にしている。
AFにも斬新な技術が導入されている。
それはフォーカスレンズを1枚にして、それをリニアモーターで直接動かすというものだ。
これにより、速い静か正確というAFにとっては難しい条件をクリアしている。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.の概要だが、標準系ズームレンズとしては申し分のない性能だ。
それに加えてコンパクトなのも良い。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.
✅35mm判換算で24-120mmのズームレンズ
✅GH5と合わせて使うと手ブレがほとんどなくなる
✅シャープでカリカリの描写性能