LUMIX G9 PROの単焦点レンズ選びで知っておきたいポイント
F2あるいはそれ以下の開放絞りのレンズがほしい時には、単焦点レンズから選ぶことになります。
そしてLUMIX G9 PRO用の単焦点レンズでスナップ写真あるいは風景、静物などの写真を撮りたいのでしたら、LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.はコストパーフォーマンスが高いです。
F1.7と明るいレンズですからボケ味が強い写真も撮れますし、広角系なのでF8ぐらいまで絞りこめば被写界深度が深くなり、シャープな描写になります。
ここではLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.の作例や動画レビューをまとめてみましたよ。
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この動画は、ケニチKENICHIさんのレンズ売ります!LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7です。
8分17秒以降にSUMMILUX 15mm/F1.7の良いポイントを簡潔に解説してくれており、参考になるので購入を検討している方はぜひ視聴してみましょう。
小型軽量な単焦点レンズ LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7
このレンズは15mmの焦点距離でLUMIX G9 PROに装着した場合には、35mmカメラ換算で30mmの広角レンズになります。
画角は72度と広いですから、スナップまたは風景などを撮るのに向いています。
また最短撮影距離が20センチメートルで、テーブルの上においた料理や商品撮影にも最適です。
大きさは約57mmの径に約36mmの長さですから極めてコンパクト、そして重さは約115グラムと軽量なのもポイントです。
AFはスクリュー一体型ステッピングモーターで駆動し、速く正確で静音性もあるレンズです。
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7の主な仕様
レンズ構成 | 7群9枚(非球面レンズ3枚) |
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最小絞り値 | F16 |
開放絞り | F1.7 |
撮影可能範囲 | 0.2m~∞(撮像面から) |
最大撮影倍率 | 0.1倍(35mm判換算:0.2倍) |
最大径×長さ | φ57.5mm×約36mm |
質量 | 約115g |
広角系単焦点レンズの撮り方ってどんな感じ?
画角が72度と広いレンズですから、漫然と撮影しますといろんなものが写り込んでしまって、何だよくわからない写真になりやすいです。
もう少し画角の狭い標準系レンズにも言えることですが、主となる被写体になるべく近寄って撮るのが広角系や標準系レンズの使い方と言われています。
こうすることで、主題が強調できるわけです。
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写真は flickr LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 作品から引用しています
絞り:F2.5 シャッタースピード:1/60 ISO800
特に人物あるいは静物などを撮る時には、思いっきり近寄って撮るのがオススメです。
なお開放絞り付近で近寄って撮る時には、ピントが合いにくいので注意が必要です。
ボケ過ぎている場合はF4.0ぐらいまで絞ると良いです。
料理や商品などを撮る時には、少し絞り込みますとピントの合う範囲が広くなります。
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写真は flickr LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 作品から引用しています
絞り:F11 シャッタースピード:2.5 ISO640
風景写真も絞り込むことで被写界深度が深いパキッとした写真を撮ることができます。
この単焦点レンズのAFの性能の高さは、LUMIX G9 PROの動画性能を引き出してくれます。
特に近接撮影の時のピント合わせの速さは特筆できて、他のレンズではイライラすることもありますが、このレンズではストレスを感じないです。
また画角はスマホのカメラに近いので、スマホで写真を撮り慣れている人は違和感のないレンズでしょう。
ライカ DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
フルサイズ換算で焦点距離30mmの単焦点レンズ
軽量コンパクトで持ち運びやすい
テーブルフォトに最適