LUMIX G9 PROでマクロレンズを買う前にチェックしたいコト
マクロレンズは近くの被写体を撮影するのに適したレンズですが、LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.Sは最短撮影距離が約10センチメートルで、等倍の撮影も可能となっています。
LUMIX G9 PROと組み合わせますと35mmカメラ換算で60mmですから、標準レンズとしても使えるでしょう。
開放絞りがF2.8と比較的明るいので、ボケを強調した写真も撮れますし、最小絞りがF22なので被写界深度の深い画像も撮れます。
ルミックス G MACRO 30mm/ F2.8 ASPH.
小型軽量の標準マクロレンズ
LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.Sは、口径が59mm弱で長さが63mmあまりとコンパクトな外見をしています。
重さ約180gでかなり軽量なマクロレンズと言えます。
LUMIX G9 PROに装着した場合、画角40度で標準レンズのようなサイズ感です。
スナップシューターには非常に便利なレンズです。
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写真は flickr LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 作品から引用しています
絞り羽根は7枚の円形虹彩絞りで、非常に美しいタマボケを表現することが可能です。
最短撮影距離が10.5cmとなっており、レンズ先端からは4センチメートル位まで被写体に近づいて撮影可能です。
描画性能まずまずの品質で、おすすめの1本と言えるレンズです。
LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.Sの主な仕様
レンズ構成 | 9群9枚 |
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画角 | 40° |
光学式手振れ補正 | 搭載 |
最小絞り値 | F22 |
開放絞り | F2.8 |
絞り形式 | 7枚羽根 円形虹彩絞り |
最大撮影倍率 | 1.0倍(フルサイズ換算2.0倍) |
撮影可能範囲 | 0.105m~∞ |
質量 | 約180g |
最大径×長さ | φ58.8mm×約63.5mm |
マクロ~スナップ撮影に向いた万能マクロ LUMIX G MACRO 30mm
一般的にフルサイズ換算60mmの焦点距離のマクロレンズによる接写撮影はマクロレンズ初心者にとって難しさがあるようです。
なぜなら、接写して撮る場合の焦点距離はフルサイズ換算30mm程度が撮りやすいからです。
(マイクロフォーサーズで言うと15mm程度)
一方ポートレートをマクロレンズで撮影する場合はフルサイズ換算で焦点距離90mm位の望遠マクロレンズを使いやすいとされています。
そういった点から考慮するとLUMIX G MACRO 30mmは使いにくいレンズだと考えるかもしれませんが、スナップ写真を撮るのには最適な焦点距離を得られるので、マクロ撮影とスナップ撮影を一本のレンズでこなしたいという方には最適なレンズです。
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写真は flickr LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 作品から引用しています
被写体に近寄り遠近感が強調される写真も撮れるし、絞り込んで被写界深度を深くすることで風景写真も撮れます。
最小絞りはF22まで使うこともできるので、使い方によってはマクロレンズでキリっとシャープな写真を撮ることも可能です。
手振れ補正に対応しているのもうれしい G MACRO 30mm/F2.8
マクロレンズで接写撮影する時には、手ブレしやすいので一般的には三脚等カメラを固定できる機材も必要とされています。
このレンズには光学式手振れ補正が搭載されており、ブログにアップする料理や商品の写真ぐらいなら、手持ち撮影でも十分にきれいな画像が得られます。
LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.Sは、価格と性能のバランスの良いマクロレンズで評判は上々です。
外観もしっかりした作りになっていますので、長く使えるマクロレンズでしょう。
ルミックス G MACRO 30mm/ F2.8 ASPH.
焦点距離60mm
手ブレ補正機能搭載
美しいタマボケの写真が撮れる